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本記事は、任意整理2年半・残債約131万円(任意整理分110万+銀行ローン21万)・月8万円返済中の筆者「敗北者」が、自分の体験と検討内容を整理した記録です。法律家・金融の有資格者ではないため、最終判断は読者ご自身の責任でお願いします。
はじめに
どうも、敗北者です。
「任意整理中の人って、投資はできるんですか?」
任意整理を始めた頃の僕が、ネットで何度も検索したワードです。
結論から書くと、できなくはないけれど、僕はやっていません。理由は単純で、いま余ってる現金は1円でも繰上返済に回したいから。月の返済額を5.5万→6万→今は8万円まで自発的に増やしているのも、同じ理由です。
ただし、「任意整理が終わったら、NISAは必ず始める」ということは、もう決めています。今日は、残債131万・あと約1年で完済が見える僕が、「完済後にNISAをやる」と決めた3つの理由をまとめます。これから任意整理に入る人、すでに返済中の人、両方に届けば嬉しいです。
なお、任意整理そのものについて検討中の方は、まず法テラス(日本司法支援センター)や日本弁護士連合会の各単位会、日本司法書士会連合会の無料相談を活用してください。本記事は手続きの解説ではなく、あくまで「終わったあと」の話です。
理由①:信用情報が回復するまで「攻め」はできない。だから、その間に準備する
任意整理をすると、信用情報機関に「異動情報(いわゆるブラック)」が登録されます。僕の場合、完済後5年は記録が残る予定です。
信用情報を確認・開示できる主な機関:
- CIC(指定信用情報機関): https://www.cic.co.jp/
- JICC(日本信用情報機構): https://www.jicc.co.jp/
- KSC(全国銀行個人信用情報センター): https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/
つまり、完済して即クレカが作れるわけでもなく、住宅ローンが組めるわけでもありません。ここで多くの人が(過去の僕も含めて)こう考えがちです。
「ブラック期間中は何もできないし、ぼーっと過ごすか…」
これが、僕が2年半経って痛感した致命的な選択です。
信用情報は「待つ」もので、僕の意志で短縮できません。でも、知識は別。NISA・iDeCo・つみたて投資枠・成長投資枠・信託報酬の意味・地域分散と業種分散の違い…これらをブラック期間中にじっくり学んでおけば、明けた瞬間に準備が整った状態でスタートできます。
僕はいま、毎日寝る前に投資系の本を1章ずつ読むようにしました。「いつか始める」ではなく「いつ始めるか決まっている人の準備」として、です。
理由②:「ガチャに溶かしてた頃の自分」が怖いから、最初は超守りで入る
正直に書きます。任意整理に至った最大の原因は、ソシャゲのガチャ課金でした。1回1万円のガチャを「あと1回だけ…」を繰り返し、月単位で5万、10万と溶かしていきました。あの頃の僕は、深夜2時に画面を開いて1万円札がドット絵に変わっていく感覚に、なぜか強い高揚感を覚えていました。気づいたら借金の元本は膨らみ、リボ払いが雪だるま式に膨れていきました。
これは、行動経済学でよく説明される「変動報酬」依存の典型例だと、後で本を読んで知りました。脳が報酬の不確実性そのものに刺激を求め、結果として期待値マイナスの行為を続けてしまう構造です。
一方、NISAやインデックス投資は、ガチャとは真逆の世界です。「淡々と積み立てて、何年も待つ」というだけ。脳の刺激はほぼゼロです。
…逆に言うと、こんな僕が「裁量トレード」「個別株」「FX」「仮想通貨」に手を出すとどうなるか。冷静に振り返れば、同じパターンで借金まみれに戻る可能性が高いと、僕は自分で判断しました。
なので、完済後に始めるNISAは、つみたて投資枠で eMAXIS Slim 全世界株式を月3万円・1択と、もう決めています。刺激ゼロ、判断ゼロ、ただ続けるだけ。これが、ガチャ脳の僕にとっての安全装置です。
NISA制度の詳細は、金融庁のNISA特設サイトが一次情報として最も正確です。商品選びの前に必ず一度目を通すことを推奨します。
関連: 実際に完済後にNISAを始めて失敗した3つの体験 → 借金完済後、最初に始めたNISA体験談|やらかした3つの失敗と、唯一うまくいった1つの選択
理由③:完済後の「気の緩み」を、仕組みで防ぎたい
任意整理が終わると、月8万円の返済枠が、まるごと自由になります。年間にすると約96万円。
ここで気の緩みが出ると、また同じ場所に戻ります。実家暮らしの家賃浮き、ボーナス支給、昇給…そういう「気が緩むタイミング」は何度もやってくる。だからこそ、自由になった枠を自動で別の口座に振り替える仕組みを、完済日から1ヶ月以内に作る、と決めています。
具体的には:
- 給与振込日に、月3万円をNISA口座へ自動引き落とし
- 月3万円を生活防衛資金口座(半年分の生活費が貯まるまで)
- 残り月2万円を「自由枠」(旅行・趣味・自己投資など)
完済前のいまから「完済後に何にいくら使うか」を3行で書き出しておくと、完済後の最初の給料日に迷わない、と僕は考えています。
まとめ
任意整理中の僕がNISAを始めない理由は、繰上返済を優先したいから。
完済後にNISAを始める理由は、信用情報の待ち時間を学習に充てる・性格に合った商品しか触らない・自由になった枠を仕組みで管理する、の3つです。
任意整理は人生の終わりではなく、お金との付き合い方をリセットする機会でもあります。同じ場所に戻らないために、いまから準備しておく。これが2年半経った僕の答えです。
関連: 任意整理に至った経緯と完済までの全体像(自己紹介) → 借金300万円で人生終わったと思った——元・多重債務者が再起するまでのリアルな体験談
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⚠️ 本記事に関する免責事項
本記事は、筆者「敗北者」自身の任意整理体験・投資準備の記録に基づく個人の体験談です。特定の手続き・銘柄・運用方法を推奨・保証するものではありません。
- 債務整理に関する判断は、必ず弁護士・司法書士などの専門家にご相談ください。
- 投資は元本保証されておらず、すべて自己責任でお願いします。
- 投資判断は、必ずご自身で十分にご検討の上、お決めください。
公的な相談・情報窓口
- 法テラス(日本司法支援センター): https://www.houterasu.or.jp/ / 電話: 0570-078374
- 日本弁護士連合会: https://www.nichibenren.or.jp/
- 日本司法書士会連合会: https://www.shiho-shoshi.or.jp/
- 金融庁 多重債務相談窓口: https://www.fsa.go.jp/soudan/
- 金融庁 NISA特設サイト: https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/


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