借金完済後、最初に始めたNISA体験談|やらかした3つの失敗と、唯一うまくいった1つの選択

借金完済後、最初に始めたNISA体験談|やらかした3つの失敗 Money

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本記事は、借金300万円・任意整理を経て完済した直後にNISAを始めた筆者「敗北者」の、最初の1年の失敗と修正の記録です。金融の有資格者ではないため、特定の銘柄・運用方法を推奨するものではありません。投資はすべて自己責任でお願いします。

はじめに

どうも、敗北者です。

借金300万円を返済して債務整理から抜け出した翌月、僕は迷わずNISA口座を開設しました。

「もう借金返済の月日には戻りたくない」「今度こそお金を増やす側に立ちたい」——そんな勢いで始めたNISAでしたが、最初の1年は3つの大きな失敗を経験しました。

本記事では、債務整理経験者だからこそ陥りがちだった「投資初心者の失敗」を、僕のリアルな体験から共有します。同じ轍を踏まないための参考になれば嬉しいです。

NISA制度そのものの公式な解説は、金融庁のNISA特設サイトが最も正確です。本記事は制度解説ではなく、僕個人の運用上の失敗談です。

失敗①:いきなり投資信託を3本も買った

最初の月、僕は嬉しさのあまり以下の3本を、それぞれ毎月1万円ずつ積み立て設定しました。

  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • eMAXIS Slim 全世界株式
  • ニッセイTOPIX

「分散したほうが安全だろう」という、表面的な知識からの行動です。

でも実際は、米国株式とS&P500は中身がほぼ被っています。さらに全世界株式の約60%も米国株式で構成されているため、実質的には「ほぼ米国に偏った“偽の分散”」になっていました。各商品の構成比率は、運用会社の月次レポートや金融庁のつみたてNISA対象商品リストで確認できます。

→ 1年後に気づいて、eMAXIS Slim 全世界株式1本に絞り直しました。

教訓: 「分散」と「銘柄数を増やすこと」は別物。買う前に、各商品の構成銘柄を必ず確認する。

失敗②:暴落の翌日に売却

ある月の暴落の翌朝、チャートが真っ赤になったのを見て、僕はパニックで「とりあえず半分売っておこう」と売却ボタンを押しました。

その3日後、相場は反発。確定した損失だけが手元に残りました。

借金返済時代の「目の前のお金が減る恐怖」がトラウマレベルで残っていて、含み損に耐えられなかったのが理由です。

長期積立を前提とした商品で「下落時に慌てて売る」は、複利の効果を自ら断ち切る行為だと、後から気づきました。投資の基本的な考え方については、日本証券業協会の投資教育コンテンツにも整理されています。

教訓: 長期積立は「下落時に何もしない」が基本。買付設定は止めない・売らない・確認しすぎない。

失敗③:高配当株を「お小遣い」と勘違いした

NISA成長投資枠で高配当株を買えば、毎月のように分配金が入ってきます。最初は嬉しくて、その分配金で家族と外食したりしていました。

でもこれ、運用益を毎回引き出しているのと同じこと。複利の効果をゼロにする行為でした。

実際、NISAの非課税メリットは「長期で再投資し続けること」で最大化される設計になっています(金融庁特設サイト参照)。分配金を生活費に使ってしまうと、その分の課税優遇の意味が薄れます。

→ 今は分配金は全額再投資設定にしています。

教訓: 分配金が「お小遣い」に見えたら、複利の最大の敵。再投資が原則。

成功した1つの選択:投資金額を「給料の20%」に固定した

数々の失敗の中で、唯一最初から正解だったのが「投資額を給料の20%に固定したこと」です。

借金返済時代に染みついた家計簿習慣が活きて、給料が入ったらまず生活費・貯金・投資の比率を機械的に分けていました。

おかげで、何があっても投資額は減らさず、暴落時もコツコツ積立を継続できています。家計の比率設計のヒントは、総務省家計調査の世帯類型別データなどが参考になります。

教訓: 「いくら投資するか」を毎月の感情で決めない。給与日の自動引き落としで仕組み化する。

関連: 完済前から「NISAは絶対やる」と決めた3つの理由 → 任意整理2年半、月8万返済中の僕が『完済したらNISAやる』と決めた3つの理由

まとめ:債務整理経験者がNISAでつまずきがちな3つのパターン

失敗パターン 原因 対策
銘柄を増やしすぎ 「分散=安全」の表層理解 構成銘柄を確認、被りを避ける
暴落で慌てて売る 借金時代の喪失恐怖 買付設定は止めない・確認しすぎない
分配金を生活費に使う 「お小遣い感覚」 全額再投資設定

僕たちは「お金への恐怖」が人一倍強い分、投資でも保守的な行動を取りがちです。でもその恐怖が「下落で売る」「分配金を使う」という形で表に出ると、複利の効果は丸ごと消えます。

淡々と続ける。それだけが、僕にとっての勝ち筋なのかもしれません。

関連: 借金300万円から完済までの全体像(自己紹介) → 借金300万円で人生終わったと思った——元・多重債務者が再起するまでのリアルな体験談

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⚠️ 本記事に関する免責事項

本記事は、筆者「敗北者」自身の任意整理完済後のNISA運用体験に基づいた個人の記録です。特定の銘柄や運用方法を推奨・保証するものではありません。

  • 投資は元本保証されておらず、すべて自己責任でお願いします。
  • 投資判断は、必ずご自身で十分にご検討の上、判断してください。
  • 任意整理その他の債務整理を検討される場合は、弁護士・司法書士などの専門家にご相談ください。

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