【実体験】借金返済が辛い理由と立ち直るための3つの解決策

Mental

どうも、敗北者です。

元・多重債務者で、債務整理を経て借金300万円を抱えたまま、記事執筆時点(2025年10月19日)も絶賛返済中です。

主な原因?正直に言うと、ソシャゲに廃課金しました。全部、僕のミスです(笑)

要はゴリゴリのブラックリスト人間です。

僕について詳しく知りたい方はこの記事をどうぞ!

そんな僕でも今は、明るく楽しく生きています。趣味も持って普通に笑ってるし、たまに贅沢もします(もちろん節約の範囲内で)。

でも少し前までは、毎日が絶望そのもの。未来が真っ暗で、前向きになる余地なんて一ミリもありませんでした。

この記事では、あの絶望期間をどうやって脱出したのかを包み隠さず解説します。

借金で苦しんでいる人、これから返済計画を立てようとしている人に向けた“リアルな実践ガイド”です。

借金返済が辛いと感じる理由

まずあなたは何故「辛い」と感じているのでしょうか?

「いやいや、借金があるからに決まってるやろが!」と怒られそうな質問ですね(笑)

でも実はすごく重要なことです。

というのも、借金自体は多くの人が背負っています。

大きなところでいうと、住宅や自動車を購入するためのローン。

小さいところでは、スマートフォン本体の分割払いも借金に入ります。

でもこういった借金は、生活を豊かにする「前向きな借金」と言えるでしょう。

しかしこの記事を読んでいる人の多くはそうではないはず。

僕みたいにソシャゲ課金で身を滅ぼした人、ギャンブルで溶かした人、風俗店に入り浸って散財した人とかかな?

こういう借金をここでは「後ろ向きな借金」と呼びましょう。

ここで冷静になって考えていただきたい。

これらの借金って「前向きな借金」の例で挙げた、住宅や自動車の購入費用と比較してどうですか?

おおよその人が多くても、自動車の購入費用と大差ないのでは?

自動車より多くともマイホーム費用と比べたらはるかに安いはず。

何が言いたいかというと、借金が辛いと感じている理由の大半は、借金した事に対する「自責の念」で辛いといっても良いでしょう。

もちろん返済金額が多くて辛いのは分かります。僕もそうだったから。

まずは過去の自分を許してあげて下さい。

そうすればこの後のアドバイスも実行しやすくなるはずだから。

僕が感じた「借金の辛さ」

アドバイスの前に「僕のどん底時代」の話しを少々。

先述した通り、僕の借金の原因は「ソシャゲ廃課金」。

具体的なゲーム名は伏せますが、中華系オープンワールドRPGです(笑)

このゲームにドハマりし、あれよあれよと3年で300万円程使いました。車買えたね(苦笑い)

借入先は主に200万程が消費者金融、銀行系で残りといったところ。

最初は払えていたけど、借入額が増えると毎月「利息分だけ支払っている」状態になり、完全に自転車操業に。

返しては借りて、借り借りては返して。といった風に。

当時の手取り給与は16~7万程で1人暮らし。アパート代は5.5万円、借金の返済額は10万円程。

こんな状態でまともな返済なんて出来るわけもなく、返済を滞納し始める。

すると督促状が届く、届いても返すお金がないので無視。

無視していると次は携帯が鳴り響く、滞納している人間は一丁前に滞納していることに「罪悪感」があるので電話に出ない。

出ないで放置していると、次は職場への電話が鳴る。

これがもう最悪。

会社の取引相手ではない得体のしれない人間から、個人宛に電話が来るのだ。

「あいつなんかやらかしてんじゃね?」と思われているだろう。と頭によぎる。

借金している人間は、身内や知り合いには絶対にバレたくないのだ。

元々、仕事も嫌だったのはあるが、こういった事もあり逃げるように退職した。

借金はお金だけでなく、精神も貧しくなる良い例だと思う(よくない)。

ざっくり話すと僕の「どん底時代」はこんな感じだった。

これを読んで「俺はまだマシかも!」と思っても貰えたら幸い?かもw

近々、自分の過去を振り返った記事も書くので、それもまたチェックして欲しい。

借金返済が辛い時の具体的な解決策

という事でここからが本題。

借金が辛い時はどうしたら良いのかを僕の経験を元に具体的に解説します。

① 家計を見直す(支出を“可視化”する)

まずは支出と収入を見直しましょう。これが最重要です。

毎月の収入から「自分が何にどれだけのお金を使っているのか」を数百円単位で把握すること。

そうする事で自分の毎月の返済金額を俯瞰して見ることができます。

無駄遣いを減らすコツとしては「大きい出費から見直す」こと。

具体的には家賃や通信費ですね。

ここを見直すだけで毎月数千~数万円が浮いてくるでしょう。

逆にあまりおすすめしないことは「食費」

節約=食費からなんてイメージがありませんか?

これは完全にNG行為です。

ダイエット経験がある方なら分かるかもですが、過度な食事の制限は逆にリバウンドに繋がります。

これは満足に食べられない事へのストレスから来るものです。

実は節約にも当てはめられ、貧乏飯ばかりが続くと味に飽きが来て爆買いに繋がりやすいです。

とはいえ食費にも節約する余地はあるでしょう。

節約するなら、毎朝コンビニで買うコーヒー代、エナジードリンクなどのラテマネーから見直してみましょう。

僕も実践していますが、月間数千円浮くことがザラです。

身に覚えがある人はぜひ実践してみてください。

② 小さな楽しみ・趣味を持つ

上記を実践した結果、家計に少し余裕が生まれたことでしょう。

そうしたら「小さな楽しみ」を作ろう!

「いやいや余剰資金が出来たら借金返済に回せよ!」と言われるでしょう。

確かにそれが借金苦から逃れるための最速ルートです。

だけどそれって苦しくない?

実際僕は無理だった。

自分が悪いとはいえ、毎月毎月給料の半分を返済して生活はカツカツ。

人生に楽しみなんて見出せなかった。

そんなところから、一念発起して家計を見直し生まれたお金。

多少は好きなことに使っちゃいなよ。

もちろん借金の原因になった事へ使うのはNG。

じゃあ浮いたお金は何に使うべきなのか?

正直、自分がちょっと嬉しくなれる事だったらなんでもOKだ。

毎週末はコンビニスイーツを1個だけ買う、ラーメンを食べに行くなどでも良い。

何も思いつかない人にはお勧めしたいのは、運動への投資

僕の場合は、ランニング(ジョギング)を始めた。

ダイエットという名目もあったけど、これが最高だった。

初期費用はランニングシューズのみ。

どれだけ良いものを買っても3万円もしない。しかもこれだけで半年は余裕で使える。

他にもジムへ通ったり自宅トレーニング用の器具を揃えるのなんかもアリ。

switchのリングフィットでも良いと思う。

ではなぜ僕が運動への投資をおすすめするのか?

それは「ポジティブになれるから」

僕が始めたジョギングなんかは特に顕著で、走っていると脳内で幸福感や精神の安定に関わる神経伝達物質(セロトニン、エンドルフィン、ドーパミンなど)が分泌される。

難しい単語が多いが「幸せホルモン」と言ったら分かる人も多いだろう。

これらが分泌されるとどうなるのか?簡単に言うと「めちゃくちゃポジティブになれる」

これは他の運動にも共通する事と言える。

借金生活はどうしてもネガティブになりがち。

借金から鬱になり、自殺することもよく聞く話だと思う。

僕も毎日絶望してたので、この気持ちは分かる。

でも借金したからと言って、人生は終わりではないし、諦める必要は一切ないと思う。

ネガティブにならない為にも、小さな楽しみや趣味を持つこと。

または運動して身も心も健康になろう。

③ 返済期間を正確に把握する

次に借金の返済期間を正確に把握してみましょう。

現実を知るのは怖い気持ちがあります。

しかしいつまでも逃げていてはいけません。

どこかで必ず向き合う必要があります。

まずは借金の総額を把握し、借金返済のシュミレーターを使ってみましょう。

下記は金融庁が出している借金シュミレーターです。

借金シミュレーター

これらを用いて自分の借金がいつ終了するのかを把握し、具体的な未来を想像してみましょう。

借金総額と月々の支払から、具体的な返済期間を割り出すと「まだこんなにもかかるのか・・・」や「あともう少しだ!」といった考えになると思います。

想定より返済期間が長いと、モチベーションが下がるかも知れません。

ここで試してみて欲しいのが、できる限りいつもより多く返済する計算をしてみて下さい。

そうすると結構、返済期間が縮まります。

シミレーションであっても、返済期間が縮まると嬉しいものです。

具体的な返済期間が示されると、期間短縮に向けたモチベーションが沸いてきます。

それはきっと日々の生活にも反映されるため、仕事に対する意欲や節約意識の向上にも繋がるはず。

これらを踏まえて、一歩勇気を出してみませんか?

番外編:債務整理・借り換えという選択肢

ここまでは借金の総額も大きくなく、返済金額も比較的少ない方向けのお話でした。

僕のように収入の割に、返済金額が多すぎて家計を圧迫していて、「これ以上の節約はもう無理」という方もいるでしょう。

そのような方には下記の行動を推奨します。

どうしても自転車操業をせざるを得ない状態や、すでにブラックリストの方は「債務整理」もしくは「おまとめローン」の活用を視野にいれて下さい。

債務整理やおまとめローンを行うと、月々の支払いが弁護士事務所や、1つのローン会社へ1本化され、返済金額も相談に乗ってもらえます。

複数社への返済は本当にストレスがかかりますし、返済の手間も多いです。

支払い忘れなんかも発生する恐れがあります。

僕は債務整理後は払い忘れや滞納も全くなくなりました。

元々ブラックリストだったので、債務整理を行う事はデメリットなしでした(笑)

債務整理を行って思うことは「もっと早くしておけばよかった」です。

債務整理を行う事で、毎月の返済金額も減らせられました。

支払いの遅延もしていないため、督促状も来ないし電話も鳴らない。

さらに支払いが1本化されるなど、めちゃくちゃストレスが減ります。

ブラックリスト入りしていない方は、「おまとめローン」を視野に入れてみて下さい。

返済金額の減少はないと思いますが、支払先の1本化は先述の通り、大きなメリットですよ。

最終手段ではありますが、本当にどうしようもない場合は検討してみて下さい。

借金返済が辛いあなたへ伝えたいこと

借金返済が辛いのは、弱いからでも、怠けてるからでもありません。

ちゃんと現実と向き合ってる証拠です。

僕も、返済が苦しくて逃げたくて、何度も現実から目をそらしました。

でも、どれだけ逃げても“借金”って待ってくれるほど優しい奴じゃないんですよね。

むしろ地獄の果てまで追いかけてきます(笑)

だからこそ、逃げずに一歩でも動けた時点であなたは頑張っている

家計を見直す。

一円でも多く返す。

ちょっとした趣味を楽しむ。

どれも「立ち直りの一歩」です。

借金があっても人生は続きます。

大切なのは借金という大きな失敗から何を学ぶか。

僕は今も返済中ですが、正直言って、返済は苦痛だけど「自分がよりまともな人間に近づいてる」感覚を楽しんでいますw

まだまだ人生の「敗北者」だけど、それすらをネタにしてブログを書けるくらい持ち直した。

だからあなたも、焦らなくていいし、恥ずかしがらなくていい。

辛い時は休んだらいい。

そしてちょっと元気が出たら、今回紹介した事を実践してみて。

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